こんにちは、なべです。
今日は、うつ病の薬の副作用を抑えるために、酔い止めの薬を飲んだ話を書いていきます。今も抗うつ薬と一緒にトラベルミン(酔い止め)を飲んでいます。
抗うつ薬や漢方薬を飲んでも改善されなかった症状が、大幅に改善したので、参考までに。
うつ病の実際の治療方法
うつ病と診断されると、様々な薬を処方されます。そして、その薬がどうであったか(よかったか悪かったか)を見ながら、いろんな薬を試していきます。
私の場合ですが、酔い止めに出会うまでは、抗うつ剤の他に漢方薬や胃薬をプラスして処方されていました。
うつ病の精神的な症状に加えて
- 吐き気
- 頭痛
- 胃もたれ
- たちくらみ
などがありました。
朝起きたときや寝る前など、症状がでる時間帯というのはとくになく、一日中、ずっと車酔いしてるような気持ち悪さがありました。
そして、抗うつ剤の副作用として、
- 眠気
- ふらつき
- 吐き気
- ぼーっとする
などがありました。吐き気は、副作用によって特に強まるといった感じでした。すごく気持ちが悪いのに、吐くこともできず、それがとてもつらかったです。
他にもいろいろな症状がでたり副作用が出ていました。抗うつ剤の種類を変えても、漢方や胃薬を変えても、基本的に気持ち悪いのは変わらず・・・。
自律神経がうまく機能していないというのも問題だったので 、自律神経が整うような薬も処方されていました。(リラックス効果があったりするもの、血圧の調整をするもの)
気持ち悪さに酔い止めの薬
そこで、しばらくした頃トラベルミンという酔い止めの薬が処方されました。抗うつ剤や胃薬と一緒に飲むように。
それを飲み続けていると、吐き気や胃もたれ?のような気分の悪さがすごく軽くなりました。
ずっと車酔いしていたようだったのが、楽になったのです。
お医者さんは単に腹痛や頭痛なら、鎮痛剤などを処方するように、私の表現で「車酔いしているみたい」というのを聞いて、酔い止めの薬を処方してくれました。
どこがどう痛いなどがはっきりわからず、めまいがたまにあるくらいで、とにかく気分が悪いとしか言いようがなかったので、伝えるのにも困りましたが・・。
私には酔い止めの効果はてきめんでした。
自分の症状をしっかり伝える
もし、自分の身体状態がよくわからないけれど「気持ち悪い、吐きそう」といった症状や、車酔いしているような感覚があるのなら、酔い止めについて先生に相談してみるのもいいかもしれません。
うつ病と言ってもいろんなパターンがあり、人によっていろんな不調がでます。なので、抗うつ剤などだけでは良くならないこともあります。
先生も、患者さんの状態を知るにはまず、患者自身が伝えた言葉で対策を考えます。
薬の種類、効果、副作用などは難しいですし、先生のほうがよく知っています。しかし、実際自分の体調がどう変化しているかは自分にしかわかりません。
なのでできるだけ、今の薬を飲んでどうなのかというのをしっかり覚えておく必要があると思います。
伝える情報が多いほうが、先生の引き出しを多く出すことになりますし、いろんな道が見えてくる可能性もあるのです。
うつ病はすんなり治るものでもないとは思いますが、自分にあう薬が見つかれば、少し楽になれます。
薬を飲まないに越したことはないかもしれません。ですが、うまく薬を利用することも悪いことではないと思います。
焦らず、自分の体調の変化をよく観察していけたらいいですね。
あまり真面目になりすぎず、ゆっくりいきましょう。
今日も読んでくださってありがとうございました。
次回は、「自己判断での断薬は危険かも」「元気な時の断薬は危険かも」というテーマで記事を書いていきます。