うつ病のあれこれ。

うつ病美容ライターが生き方を綴るブログ

うつ病は甘え?うつ病は遊びに行くのも一苦労。

こんにちは、なべです。

 

今日は「うつ病は甘え?」というテーマで書いていきます。

 

世間では、やりたいことだけできたり、遊びに行けたりするのに、仕事に行けない状態を「甘えている」と言われています。

 

そうではない!と発信している方も多くいますが、うつは甘えと言われることが多いのが現状です。

 

この記事でも、うつ病は甘えではない!ということを主張していきたいと思います。実際は、やりたいこともできないし、遊びに行くのもやっとのことなのです。

 

そういうこともあるんだな、と知ってもらえればと思います。

 

 

当たり前のことができなくなるうつ病

  • すぐ疲れる
  • やる気が出ない
  • 動けない
  • ぼーっとしてしまう
  • 頭が回らない

 

うつ病の人は、上記の症状以外にも、吐き気やめまいがしたり、ふらつきがあったり、様々な症状に悩まされています。(またうつ病の症状については書きます)

 

お薬の副作用の中でも、堪え難いものがあり、日々戦っているのです。

 

うつ病になったことがない方はイメージできないかもしれませんが、うつ病になると、本当に動けなくなります。ひどい時には寝たきり状態になることも。

 

回復期にある人以外は、ほぼ毎日上記の症状が出ていると思います。実際私もそうでした。何をする気も起きなくて、ずっと布団に入っていることもしょっちゅうでした。

 

やらなければならない、けどできない

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うつ病でない人は、やらなければいけないことがあって、やる気がなかったとしても、仕方ないかぁ。といってやることができます。

 

例えばお風呂。面倒だなと思う人もいるかと思いますが、入らないという選択肢はないので、なんだかんだ入ることができると思います。

 

しかし、うつ病になると、やる気がないことで体が動かなくなってしまうので、入らないといけないとわかっていても、入れません。

 

信じられないかもしれませんが、そんな当たり前のことすらもできなくなります

 

これは、精神的な問題だけではありません。うつ病は精神疾患の一つですが、よく脳の病気だと言われます。

 

実際、うつ病の人の頭の中は、やる気を出すために分泌される物質の量が少ないのです。難しい説明は省きます。

 

嫌だ、面倒くさいと思っていても、行動に移せている場合は、まだ軽度だと思われます。これが行動に移せなくなると、すでに危険な状態です。

 

うつ病は遊びに行くのも一苦労

回復期になるまでは、遊びに行くのも一苦労。人と会うのが怖いといった症状もある上に、体も疲れやすいからです。

 

例えばどうしても行かなければいけない予定があった場合、それに向けて必死に体を調整しようとします。その結果、その1日だけ無理をして頑張れることもあります。

 

もちろん、病気なので、どうしようもなくて結局行けない。ということも多々あります。これは、仕事でもそうです。ドタキャンをしてしまうこともあり、それは本当に申し訳ないと思っています。

 

うつ病の人が、必死に頑張って無理をして、やっとの思いで外に出られた日。ですが、その日だけを見た周りの人から「なんだ、元気じゃん」と言われたりするのです。

 

それは「元気」なのではなくて、「元気に見せている」だけです。予定を守るために、必死に頑張った結果なのです。(うつ病が酷すぎると毎回守れませんが・・)

 

うつ病は甘えではない

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是非とも、元気そうに見えても、日々病状に苦しんでいる。ということを知ってもらえたらと思います。毎日遊べるくらい元気なら、普通に仕事していますよ・・。

 

苦しさを理解しろ、とまでは言いません。

 

病気になってみないとわからないことはいっぱいあります。病気だけでなく、相手のことを理解するのはとても難しいことです。

 

ですが、「知る」ということはできるはず。

 

仕事に行くにも遊びに行くにも、関係なく、うつ病の人からしたらやっとのことなのです。普通のことができなくなる病気ですから。

 

次回は、うつ病の本人が一番、「私は甘えているんだろうか・・」と悩んでいることについて書きたいと思います。

 

客観視すると、病気だから仕方ないよ。と言えるのですが、うつ病になると、それもなかなか受け入れられないということがあるのです。

 

では、今日も読んでくださってありがとうございました。