こんにちは、なべです。
本日は、自己紹介の第2弾ということで。どのようにして、自律神経失調症の悪化からうつ病を発症していったのか・・を綴っていきます。
前回の記事で、そんなこたぁ誰にでもあるさ!と軽視した方にはぜひとも読んでもらいたいです。
ストレスは本当に怖いですよ。
美容室に就職しプロジェクトリーダーを務めて倒れる
めでたく美容専門学校を卒業した後、大阪の美容室に就職しました。そこは、家から1時間くらいかかるところにありました。
幼稚園児の頃からの夢を叶え、厳しい世界ながらもワクワクしながら仕事をしていた記憶。たまたま、その就職した美容室で、新しいプロジェクトを始めることになったのです。
そして、新卒のメンバーで一つの店を作り上げるという大変なプロジェクトを成功させました。その時、私は推薦で、このプロジェクトのリーダーを務めていました。
毎日、普通の美容室で働くよりも多くの時間を仕事に費やしていたのです。しかし、そのことが異常だと全く気づきませんでした。
それは、とても楽しかったから。しんどいんだけど、前に進んでいる感覚があったし、自分が成長するためには必要な道なんだ!!と、キラキラした気持ちでいたからです。
ある時、同じ職場のベテラン先輩に、「大丈夫?」と声をかけられました。確かに肉体的には疲労が溜まっていましたが、これが仕事というものだ!と思っていたので、特に気に止めませんでした。
後から聞いた話では、その先輩は、このままでは私が明らかにヤバイことになってしまうと思っていたそうです。
そうして、美容室に就職してから3ヶ月がたった頃、事件は起きました。
なんだか体調が悪いなーと思いながら、通勤電車の中で意識が飛びそうになりながらも出勤しました。正直、いつもと違うとはあまり思いませんでした。
お店につき、開店準備でタオルを畳んでいたら、突然涙が溢れてきました。そこからはもう一瞬で、過呼吸になりその場に倒れこみ・・。
すぐにマツエクのベッドに横になりました。この時は何が起こったのかわからず、ただ呼吸をするのに必死でした。
そこから何日間かお休みをもらい、また仕事に行こうとしたら、次は大阪駅で同じことが起きました。涙が溢れて息苦しくなり、その場で座り込んでしまい、結局仕事にいけませんでした。
頑張りたいのに体がついてこない。そんな状態でした。
二つ目の職場でも過呼吸が起きる
オーナーとの相談により、その職場を退職し、しっかり休むことを決意。休みながらも、次の仕事を迷わず探していました。
今思えばちゃんと休めばよかったものを、新卒だった私は、他の同期に遅れを取りたくない!と焦っていたのでしょう。
2ヶ月くらい休んだ後、新しい職場が決まったので、また再スタートを切りました。
私が自分の意思とは関係なく、泣いて過呼吸になって動けなくなった理由は、働きすぎとストレスのため過ぎが原因でした。(病院にて診察を受けたがこの時はうつではなかった。)
常に120%で働いていたから、ぶっ倒れたんだ。そう考え、次は50%くらいで行こう。頑張りすぎない、頑張りすぎない・・。それだけを思って仕事に臨みました。
そして1ヶ月がたった頃、また事件が起きました。
朝起きてベッドから出ようとしたら、動けなくなりました。その場に倒れこみ、泣きながら過呼吸に。前の職場で起きたことと同じことが起きたのです。
どうしようもなくなり、職場の先輩に連絡し、その日はお休みすることに。その次の日は職場に連絡もせずに、一日中寝ていたようです。(病状がひどすぎて記憶が飛んでいる。)
心配した上司が家まできてくれていました。職場に連絡しないなんて、ありえないことなのですが、この時はそれすらもできない状態でした。
そしてその次の日、懲りずに出勤しました。仕事を休むなんて社会人としてなっていない!これでは職場に迷惑をかける!そう思っていたのです。
しかし、職場で昼がすぎた頃、また過呼吸になり動けなくなりました。色々相談し、時短で働くことを決めましたが、それもうまくいかずに退職。
この頃、何もやる気が出なくなり、病院に行くと「うつ病」と診断されました。頑張りたいのに頑張れない、という状況から、何も頑張りたくない。に変わっていました。
こうして、自律神経失調症からうつ病を併発したのです。
ストレスを感じていない方が怖い
この文章を読んだ人は、「バカだなぁ、ちゃんと休めばいいのに」そう思うでしょう。ですが、実際に休むことって難しいのです。
というより、自分に休みが必要だということに、体からのSOSなんだということに、私が全く気づいていないのです。それがこの病気の怖いところ。
焦りや、周りに迷惑がかけられないという正義感、仕事を放り出せないという責任感が邪魔をし、正確な判断ができない状態にまで陥る。
これが病気というものなのです。
ここでさらに怖いのが、私が仕事に対してストレスを感じていなかったこと。嫌すぎて行きたくなくて・・というのではなかったのです。
ただ前向きに頑張りたかった、ただそれだけなのです。ですが、この号泣からの過呼吸、動けなくなる症状の原因は、「ストレス」です。
普段なんとなくある「ストレス」も、気づかないうちに負荷をかけ続けると、体に異変が起きていきます。
そのあたりのことはまた詳しく、別記事で書こうと思いますので、よろしくお願いします。
読んでくださってありがとうございました。