うつ病のあれこれ。

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起立性調節障害の原因と症状。〜ストレスがあることに気づく大切さ〜

こんにちは、なべです。

 

今日は、自律神経失調症の中の起立性調節障害の原因と症状についてです。加えて、ストレスがあると気づくことの大切さも書きました。

 

専門医からの診察や、自分の経験を元に書いています。ちょっと最近疲れているな?と思う人や自分は真面目な性格だ!と思う人はぜひ読んでください。

 

 

 

起立性調節障害とは?自律神経失調症の一種

起立性調節障害とは、自律神経系の働きがうまくいかない病気の一種です。特に、循環器系が関係しています。

 

血圧が急に下がったり、逆に上がりすぎたりして、調節に時間がかかることがあります。

 

起立性調節障害と診断を受けたとき、寝ている時と起き上がっている時の血圧をはかり、その差をみたり、正常の血圧になるまでにどれくらいかかるかをチェックしました。

 

簡単に言うと、立ち上がった時に全身に血液がまわるのが一般の人だとしたら、起立性調節障害の人は、頭に血がなかなかいかない状態になります。

 

そうなることで、立ちくらみを起こしたり、脳貧血を起こしてしまったりするのです。

 

起立性調節障害の症状

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自律神経というのは、体のオンオフを調節してくれているものです。なので、このオンオフがうまくいかないことで、たくさんの不調が体に現れます。

 

しかし、臓器そのものに異常はないため、病院で調べても「正常」となることが多いです。そこが、起立性調節障害の難しいところでもあります。

 

起立性調節障害の症状をまとめると・・

  • 立ちくらみ
  • 脳貧血
  • 朝起きられない
  • 午前中にやる気が出ない(しんどい)
  • 光を眩しく感じる
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 腹痛
  • 手足の冷え
  • 痺れ
  • 動悸
  • 息切れ
  • 疲れやすい
  • 眠れない
  • 寝すぎる

 

などなど、いろんなところに不調がでます。これ以外にもあり、人によって症状は様々です。しかしどれも、自律神経の不調が原因です。

 

ただの疲れや風邪の前兆などと、見分けがつきにくいですが、このようなことが頻繁に起こったり長引いたりしている場合は、気をつけたほうが良いかもしれません。

 

自律神経が乱れる原因の多くはストレス

もちろん、食生活なども関係してきますが、一番多いのが「精神的ストレス」によるものです。人にはある程度ストレスは必要なものとされていますが、それがあまりにも大きいと、体へ影響していきます。

 

人間関係や環境の大きな変化によるストレスなどは、知らぬ間に大きなストレスを体にかけてしまっているかもしれません。

 

起立性調節障害になりやすい人は、「真面目」「責任感が強い」「正義感がある」「完璧主義」などの要素を持っていることが多いです。(性格)

 

これらの人に共通するのは、プレッシャー(ストレス)を自分にかけ続け、溜め込んでしまうというところかと思います。

 

真面目であったり、完璧主義であることも素晴らしいことではあるのですが、それで体を壊してしまっては元も子もありません。

 

 

自律神経系の不調に気づくにはまずストレスを知ることから

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人の性格というのは、簡単に変えられるものではありません
。真面目な人がちょっと仕事で手を抜こうと思っても、なかなか難しいのが現実。

 

しかし、そのまま頑張り続けると、病気になってしまうこともあるということは、覚えておいて欲しいです。

 

性格が変えられないならまずどうすればいいのでしょうか?

 

大事なのは、「ストレスに気づくこと」そして「ストレスを吐き出すこと」です。私も含め、病気になる大体の人はストレスに気づいていません。

 

「これくらい大丈夫」「こんなもんだよ」「自分のためになっているから」といった具合に。

 

まずは、自分の中にストレスがどれくらいあるのかを、冷静に見極める必要があります。なんかしんどいなぁ。と体の不調を感じることがあれば、ストレスのたまりすぎを疑いましょう。

 

どうにかする、の前にまず気づいて知ること。ストレスを認識しているだけでも、その後が変わってくると思います。

 

自分でわからない時は、周りの人に聞いてみるのもいいですね。意外と、自分の顔色の変化などに気づいてもらえることも多いです。

 

その時は、「大丈夫よ!」というのではなく、「そうなんだね」と素直に認めるようにするほうが、悪化を防げます。

 

 

というわけで、起立性調節障害の簡単な知識と、ストレスを知って欲しい!ということを書きました。

 

頑張り屋さんの人ほど気づきにくいですが、ぜひ一度立ち止まってみてください。

 

では、今日も読んでくださってありがとうございました!